7月23日、政府が丹羽在中国大使を9月に交代させる方針を固めたとのことです(※1)。
丹羽氏は、石原都知事による尖閣諸島購入計画に関し、「計画が実行に移されれば、日中関係に重大な危機が訪れる」などと批判し、中国に阿るような発言を繰り返していました。
以前このブログでも、国の主権よりも経済的な利益を優先するような、外交の鉄則を理解していない素人同然の丹羽氏は、一刻も早く更迭すべきであると述べましたが、政府もようやく事の重大性に気付いたようです。
丹羽氏の中国側の意向を代弁するかのような発言は常軌を逸していました。
例えば、「WILL」7月号によると、伊藤忠商事役員時代の丹羽氏は、「日本は中国の属国として生きていけばいい」とする旨の主張をしていたとのことです。
つまり、「経済的な利益が得られるのであれば、主権は必要ない」とも取れる内容です。
こうした人物を大使に抜擢した民主党の責任は重大です。
7月25日に、幸福実現党名誉総裁でもある大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は講演「希望の復活」で、「13億人を超える中国を唯物論で染め上げることは許されず、彼らに信仰の自由をあたえねばならない。我々はもっと平和で友好な世界に生きる権利と義務がある」と、ワールドティーチャーとして世界人類の目指すべき道を説きました(※2)。
私たち日本は、自由が制限されている共産党の一党独裁国家である中国の属国となる道を目指すべきでは断じてありません。
むしろ、中国を自由の大国として導くことこそが、真の繁栄に繋がるのです。中国との外交にあたる人間は、こうした基本的な理念を持つ必要があるのではないでしょうか。
※1:7月23日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120723/plc12072306450006-n1.htm
※2:以下のラジオ局で全編放送予定(7月25日現在)。ラジオ福島:8月5日(日)19:00~20:00、和歌山放送:8月5日(日)20:30~21:30、FM京都:8月5日(日)05:55~06:55、ラジオ大阪:8月7日(火)24:00~25:00