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2012/06/14【世界のスタンダードでは、聖職者が尊敬されており、宗教心を持って政治にあたることは、むしろ好感されます】

連日、オウム真理教関連の報道がマスコミを賑わせています。

6月3日にオウム真理教元幹部の菊池容疑者が逮捕され、その直後、同じく元幹部で指名手配中の高橋克也容疑者の潜伏状況などが明らかになってきました。

私も、高橋容疑者が一刻も早く逮捕され、オウム真理教が関与した一連の事件の実態が解明されることを望みます。

しかし、過熱しすぎとも取れる最近のオウム関連の報道に、一抹の不安を覚えます。

日本では、少なからず「宗教=良からぬもの」といった宗教に対するネガティブなイメージがあり、そのネガティブなイメージの形成に、オウムが大きく関係しているのも事実です。

そのため、私たち幸福実現党の活動も、その影響でハンディを負っている部分があり、今回の報道の過熱も、宗教に対するネガティブキャンペーンではないかと危惧してしまいます。

しかし、宗教にも正邪があり、宗教を一絡げで考えることは正しい行為ではありません。

事実、私たち幸福実現党の支持母体である幸福の科学は、宗教学者たちがオウムを持ち上げていた1991年当時からオウムの危険性を訴えてきました。

オウムに警察が強制捜査に入るきっかけは、幸福の科学が仮谷さん拉致事件をオウムの犯行と見抜いて全国でデモやビラ配りを展開したことによるので、警察からも感謝状を授与されています。

6月8にも、世界最大の国際通信社のロイターが、映画「ファイナル・ジャッジメント」の映像と里村英一・幸福の科学専務理事のインタビュー映像を全世界に配信し(※)、既に全米約30社のニュースサイトやエンターテイメント系サイトに配信されています。

これも、幸福の科学への世間の信頼の表れの一つと感じています。

世界のスタンダードでは、聖職者が尊敬されており、宗教心を持って政治にあたることは、むしろ好感されます。

それは、米国の大統領選挙の候補者たちを見ても明らかです。

日本は経済的には反映していますが、今の日本人に、自分の利害を超えたところでお役に立つという気持ちが薄くなっているのは、宗教性が失われつつあることの弊害の一つではないでしょうか。

私たち幸福実現党は、これからも国難を乗り切るためにも宗教性を回復し、次の新しい時代を切り開いていくために愚直に正論を貫いてまいります。

※:ロイターhttp://jp.reuters.com/video/2012/06/08/japanese-movie-funded-by-religious-group?videoId=235895127&videoChannel=-9993