「歴史は勝者によってつくられる」といいますが、太平洋戦争も、「日本の侵略戦争であった」、「いや侵略戦争ではなかった」と両論ある中で、日本人の多くは前者の評を植え付けられている傾向があるのではないでしょうか。
これは、戦後、左翼的な教育やマスコミによる影響もあったと思われます。
この問題について、東京都教育委員会が独自に作り今春から使用している歴史教科書に、日本が太平洋戦争を起こしたのは侵略ではなく安全上の必要だったとする連合国軍のマッカーサー元最高司令官の証言が引用されたと報じられました(※)。
証言は、1951年5月3日、米国上院軍事外交合同委員会において、当時のヒッケンルーパー上院議員の質問に、当時のマッカーサー将軍が答えたものです。
対日戦争の最高司令官が公の場で述べたという事実はたいへん意味があります。
しかし、日本では、長らく先の大戦を日本の「侵略戦争」だと教育し続け、マッカーサー自身が「侵略ではない」と明言していることを「封印」し、功罪両面を示すことをせずに、一方的に「日本は悪い国だ」と自国民を洗脳してきたと言わざるを得ません。
確かに、戦争の常として非人道的な行為を多分に含み、極力避けるべきものですが、太平洋戦争は欧米の植民地であったアジア諸国の独立を促した面も大きいことも事実です。
徹底して自虐史観を子供たちに教えていては、子供たちに自らの国を愛する気持ちが湧くはずはありません。
教育により愛国心を醸成させない国はありません。
健全な愛国心は、日本を発展繁栄させる上で必要なのです。
日教組を中心とした自虐史観教育から脱却すべきです。
※:5月4日付東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012050490070726.html