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2012/03/25【北朝鮮の衛星発射は、内部崩壊の兆しか】

3月16日に、北朝鮮が、長距離弾道ミサイルとみられるロケットを発射すると発表しましたが、「米朝合意」からわずか16日後に、あえて合意を破棄するような内容を発表したのでしょうか。

中国から大規模な食糧支援が得られる見通しがついたから、など様々な見方がありますが、17日付の朝鮮日報によれば、北朝鮮専門家の話として「北朝鮮外務省主導で締結した米朝合意を軍部が覆した」と指摘し、「米朝合意」とミサイル発射の矛盾は「外務省と軍部が主導権を争った結果だ」と述べています(※)。

つまり、金正恩氏が北朝鮮の権力機関を掌握できないまま、外務省と軍部の争いに巻き込まれているという見方がなされています。

これが事実とすると、北朝鮮の内部崩壊の可能性が現実化しているということになります。

そうなると、日本もあらゆる事態を想定した対応を整えておく必要があります。当然、北朝鮮の軍事的な暴発も考慮しておかなければなりません。

私たち幸福実現党は、北朝鮮への圧力を強めて「核の刀狩り」を行い、早急に北朝鮮の脅威を取り除くべきであると主張しています。しかし、消費税増税ばかりに汲々としている、安全保障には“素人”の民主党政権に、多くは期待できません。

※:http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/17/2012031700490.html