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2011/11/14【中国共産党の影響が及んでいのか、NHK】

11月12日に幸福実現党出版局長でもある矢内筆勝氏が代表を務める市民団体「朝日新聞の偏向報道から子供の未来を守る!会(通称:あさまも)」が有志とともに、NHK放送センター前などで街宣活動を行いました※http://yanai7.blog.fc2.com/)。

「あさまも」は、戦後日本を代表するマスコミである朝日新聞を中心に、日本の左翼的なマスコミの偏向報道姿勢を正し、日本の子供たちの未来を守るために、言論活動やシンポジウムの開催など、様々な活動を展開している団体です。

メンバーは日本の未来を憂える心ある国民、市民の方々です。

その「あさまも」が街宣活動を行ったNHKは、優良な番組を多く制作していると思いますが、朝日新聞と同様に時として偏向報道が見られます。

特にNHKの報道番組は、一見価値中立的な姿勢で報道しているように思われますが、注意して見ていると、中国に関するイメージ操作や歪曲報道が含まれている場合があるので注意が必要です。

例えば、「日本は唯一の被爆国である」とよく言われていますが、実際は、中国が度重なる核実験を行った東トルキスタンの「楼蘭」周辺が、世界最悪の核被害です

にもかかわらず、日本ではほとんど報道されていません。

中国は昭和39年から平成8年にかけて、東トルキスタンで46回もの地上核実験を行い、19万人以上(一説では75万人)のウイグル人が急死、129万人以上が白血病、癌などの急性放射線障害にかかりました。

楼蘭と言えばシルクロードで有名ですが、かつてNHKは中国共産党と中国国営テレビ局の協力を得て「シルクロード」などの特集を組み古代ロマンをかきたてました。

そして、NHKはシルクロードで行われている核実験を知りながら報道しなかったため、27万人もの日本人観光客がシルクロードの核実験場近辺を訪れた結果、多くの日本人が被曝しました(※2:参考「核の砂漠とシルクロード観光のリスク─NHKが放送しなかった楼蘭遺跡周辺の不都合な真実」高田純著)。

しかし、NHKは、福島の原発事故では放射能の危険性を過敏なまでに報道しているにもかかわらず、シルクロードでのこうした事実を、現在に至るまで全くと言っていいほど報道していません。

最近では、中国の不透明な軍拡が世界中の懸念材料になっている中、先月報道されたNHKの特集番組「国境の海 日中 知られざる攻防」でも、東シナ海での中国海軍の拡大の理由について、中国の対外的な言い分のみを伝えるような内容でした。

こうしたことから、NHKには中国共産党中央宣伝部の強い影響が及んでいることが分かります。

中国は権謀術数を駆使して、中国の覇権拡大と中国共産党一党独裁体制を維持することに心血を注いでいます。

その目的を達成する一つのツールとして報道のコントロールがあるのです。

マスコミ自身も、世論をコントロールしているつもりかもしれませんが、実はマスコミをコントロールできるのは国民の声です。

私たち国民は、偏向報道に対して勇気をもって声を上げなければなりません。こうした国民の声がマスコミの報道姿勢を正します。

日本を代表するマスメディアであるNHKは、中国の侵略と虐殺行為、軍備拡張の実態を正しく報道し、日本国民にその危険性を正確に伝える義務があると考えます。