【小沢氏復権にノー、野田氏に流れた「浮動票」】(2011年8月29日16時46分 読売新聞)より
野田財務相が決選投票の末、民主党新代表に選ばれたのは、党内の多数が小沢一郎元代表の「復権」にノーを突きつけたことを意味する。
決選投票では、同じ主流派の前原誠司前外相の陣営だけでなく、鹿野農相の陣営、特定のグループに属さない党内の「浮動票」の大半が野田氏支持に回った。
敗れた海江田経済産業相が、小沢元代表グループや鳩山前首相グループから全面支援を受けていたため、「小沢元代表らが、人事や政策転換を思いのままに操りかねない」との懸念が党内に強まったことが影響したとみられる。また、海江田氏が2009年衆院選政権公約(マニフェスト)の見直しなどを巡る自民、公明両党との「3党合意」の白紙化に言及したことから、民主党内では、海江田氏が新代表になった場合、「国会で野党の反発を受け、すぐに政権が行き詰まりかねない」との危機感も高まり、その反動で野田氏への支持が拡大したとの見方も出ている。
引用、以上。
いよいよ、民主党の新代表が決まりました。菅路線の継承者とも報じられる野田氏は、増税と大連立を進めるのか。松下政経塾出身の総理大臣となりますが、松下翁は、「民主主義は繁栄主義」と喝破し、減税による繁栄を熟成に教えていたはず。この状況を、天からどのようなお気持ちで見ておられることでしょうか。