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2011/06/15 【「国防の国難」が現実のものとなりつつあります】

【中国は海洋強国を目指す=尖閣、南沙諸島の支配権強化へ―中国国家海洋局局長】2011年6月15日 レコードチャイナより

l2011年6月9日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国国家海洋局の劉賜貴(リウ・シーグイ)局長の講演を取り上げた。12日、環球時報が伝えた。

8日、世界海洋デーのこの日、劉局長はシンポジウム「辛亥革命100年、海洋強国振興学術交流会」に出席。オープニングスピーチを担当した。

同氏は中国は海洋強国を目指すと誓い、中国が領有権を持つ海域の支配力を強化すると宣言した。

劉局長の発言は、尖閣諸島やスプラトリー諸島(南沙諸島)など海底資源が豊富な地域での領土問題が緊迫化していることを念頭においたものだとアナリストは指摘する。

中国政府は地域の平和と安定を守ることを外交公約としてきたが、周辺国は急速な軍拡に警戒を強めてきた。

そして近年、海洋領土問題について強硬な姿勢を見せたことは大きな衝撃を与えている。

引用、以上。

中国国家海洋局は、航空機やヘリコプターによって、今年の3月以降、3度も海上自衛隊の護衛艦に異常接近しています。

中国国家海洋局局長が「海洋強国を目指すと誓い、中国が領有権を持つ海域の支配力を強化する」と宣言したということは、明確な「尖閣侵攻宣言」であり、日本政府は徹底的に抗議すべきです。

そもそも、尖閣諸島は日本固有の領土であって、中国の領土として国際的にも認められていないにもかかわらず、「中国が領有権を持つ海域」と主張するとは「盗人猛々しい」主張です。

「媚中」民主党や「チャイナスクール」の影響が強い外務省が取り仕切っている限り、尖閣諸島が料理されるのは時間の問題です。

「国防の国難」が現実のものとなりつつあり、取り返しの付かない事態が起きようとしています。