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2011/02/22 【“北朝鮮動向に万全を期す”官房長官】

【“北朝鮮動向に万全を期す”官房長官】2011年2月21日 NHKニュース

枝野官房長官は、韓国の通信社が、北朝鮮の核実験場で新たに複数の坑道が掘削されているもようだと伝えたことなどについて、「国民生活の安心・安全の確保という観点から万全の対応を期したい」と述べました。

引用、以上。

北朝鮮が過去2回、核実験を行った北東部の実験場で、新たにトンネルを掘り進めていることが判明しました。

早ければ2~3ヶ月後には完成し、核実験に使える状態になる可能性があります。

また、実験場周辺では、人や装備の動きが継続して捉えられており、韓国政府は「新たな核実験の準備」の可能性もあるとみて、状況を注視しています。

こうした北朝鮮の核実験の可能性が高まっている事態を迎えても、枝野官房長官は悠長なことを言っています。

この記事からは、日本が対北朝鮮戦略について何も対応オプションを持っていないということを露呈してしまっています。

ここでは「我々は北朝鮮の暴挙を許すことはできない。日本が有する同盟関係を最大限に生かしてこの暴挙を抑止する」と言うべきです。

よしんば、対応するオプションが無かったとしても、それを悟られる方がリスクが大きいことを政府の中枢は理解していません。

菅政権には、政権担当能力が無いと言うことを再び露呈した形となりました。