【休日まで中国を配慮?民主「休暇分散化」構想 今国会中の祝日法改正を目指す祝日の「意義」はどこへ】2011年2月10日 産経
民主党は、観光振興や渋滞解消などを目的に地域ごとに時期をずらした連休を導入する「休暇分散化」構想をまとめた。与野党で協議の上今国会中に祝日法改正案を議員立法として提出を目指す。
中国の建国記念日「国慶節」(10月1日)に配慮し、10月第1週に連休を設けない方針。
日中の観光客がかち合って渋滞・混乱することを懸念したというが、日本の休日が中国の行事に左右されるのは本末転倒だといえる。
祝日の「意義」までも骨抜きにされる危険性もある。
構想は民主党の「成長戦略・経済対策プロジェクトチーム」(直嶋正行座長)がまとめた。
プロジェクトチームの資料には、10月の第1週に連休を設けない理由を「中国では10月1日を含む週は国慶節関連の大型連休であり、この時期に国内の連休を設定するとかえって混雑を助長する可能性があるため」と明記された。
2月3日の党会合では白真勲参院議員が「韓国の秋夕(チュソク、旧暦の8月15日、韓国の旧盆で連休)との重複」についても確認するよう要望している。
この構想に対し、民主党内でも「中国を宗主国にしているようだ」「祝日の意味がなくなる」などと批判が少なくない。
以上、そもそも、祝日は、日本の伝統的な歴史的・文化的・宗教意味合いがありましたが、戦後、GHQによって意味を薄められ(例:2/11「紀元節」⇒「建国記念の日」)、更に民主党政権によって、祝日は単なる観光振興の日になろうとしています。
「中国共産党日本支部」である民主党は「宗主国」中国の建国記念日に祝日が重ならないよう、最大限の配慮をし、日本の祝日を決める方針です。
民主党議員の本音としては、いつか中国の建国記念日である「国慶節」を「日本の祝日」にして、属国化を進めたいのでしょう。
民主党の祝日構想は、祝日・休日の由来も目的も歴史もないがしろにして「伝統文化」を破壊するための「国家破壊法」の一つです。
また、地域ごとに時期をずらした「休暇分散化」によって、国民の一体感を喪失させ、国家の理念が薄くなります。
民主党は、祝日について、経済対策プロジェクトで構想を練っており、祝日の文化的・宗教的意味合いを無視しようとしています。
民主党の発想の本質は、歴史や伝統文化、宗教的意味合いを国家から消滅させようという「中国共産党的発想」と変わりありません。