少しシリアスな映画やマンガなどで、「地獄に堕ちろ」というフレーズを目にすることがあります。
映画やマンガの製作者が地獄についてどの程度の理解を持っているのか定かではありませんが、このフレーズは、多くの場合、気に入らない相手を「拒絶する」という意味で使われており、「地獄」そのものを深く考察しての言い回しでない場合がほとんどです。
あくまでも、エンターテイメントの中の表現の一つのように捉えられているのではないでしょうか。
しかし、霊的な真実として地獄は存在します。
そして、もちろん天国も存在します。
昔の人が言っていた通り、人は死ぬと、あの世の入り口で「心の善悪」が吟味され、天国か地獄に行き先が決まります。
生前、良き思いと行いをした人が天国に行き、悪しき思いと行いをした人は地獄に行くのであり、この世で悪いことをして逃げ果せたとしても、死後に裁かれることで、この世とあの世を貫いた正義が完結するのです。
しかし、天国と地獄があるという、この単純かつ簡潔な真理が、現代では忘れ去られて久しいと感じます。
だからこそ、人間が心の中で悪しき思いや行いを戒めたり抑止ししたりする意識が薄まっているのではないでしょうか。
ですから、今こそ現代人は、地獄の存在を認識し、地獄に堕ちないためにどうすればいいのか、心に留め置くべきと考えます。
特に、天国と地獄の存在を知ることは、子供にとって道徳的な効果が大きく、その後の人生にも大きく影響するはずです。
『地獄の法』(※)という書籍が発刊されました。
この書籍を手にとって、心の善悪が人間の死後を決めるということを知って、真実の人生に目覚めて頂きたいと願います。
※:幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2888