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2022/10/15【ワクチン接種についての大切な考え方とは】

 コロナ感染拡大を防ぐためとして、数次にわたるコロナワクチンの接種が進んでいます。

 接種をして早く安心したいという人がいる一方で、副反応が心配などの理由により接種に消極的な人もいます。

 政府は、比較的重い副反応として「アナフィラキシー」、「心筋炎・心膜炎」、「血栓性血小板減少症」などをあげていますが、発生頻度は稀であるとし、「接種することのメリットが接種しないことのデメリットを上回る」として接種を勧めています。

 しかし、接種が進むにつれて、他の副反応を指摘する専門家が日本を含め世界各地で表れています。

 代表的なものは、以下の通りです。

 ・免疫力低下などの免疫異常

 ・心不全や心筋梗塞などの心疾患

 ・ガンの増加

 ・遺伝子への影響

 これらについては、政府は因果関係を認めていませんが、そもそも、コロナワクチン自体が治験中の位置づけであり、現在は“特例”で使用が許されているにすぎないことを忘れてはなりません。

 つまり、ワクチンによる副作用は、完全に解明された訳ではなく、現在も研究の途上なのです。

 例えば、今回のワクチンは通常何年もかけて行う接種後長期の経過観察を行っていませんから、今後、因果関係が確認される可能性はあるのです。

 更に、コロナワクチン接種後の死亡率はインフルエンザワクチンの数倍から数十倍に上るとする専門家や、殺し文句のように言われている重症化予防効果も、中長期的には疑わしいとする専門家もいますし、効果そのものを疑問視する専門家もいます。

 これらが事実なら、コロナ感染によるリスクと共に、コロナワクチンによるリスクも考慮しなければならないことになります。

 感染拡大初期とは異なりウィルスが弱毒化している中で、今後のワクチンの接種に不安を抱く人がいても全くおかしくはありません。

 もちろん接種を望む人の判断は尊重されるべきですが、一方で、接種を望まない人の判断も尊重すべきであると考えます。

 政府は、今月からオミクロン株に対応したワクチンの接種を、今まで同様に無料で行うことを決めましたが、この“無料”ということが、接種を行うことへの圧力とならないように注意すべきではないでしょうか。