国の来年度予算の概算要求額は2年連続で110兆円を超える見通しとなりました。
一方で、国の税収は60兆円程度とみられるため、財政赤字が更に拡大することは確実です。
現在の財政赤字は1,200兆円を超えており、財政危機が一段と高まっています。
健全財政は国家の繁栄と存続の基礎ですから、手遅れになる前に財政健全化の道筋を付けなければなりません。
しかし、歴代政権はいわゆるバラマキ政策を連発し、財政健全化の道筋を示すどころか、政権取得や維持と引き換えに大きな財政赤字を築いてきた側面があります。
幸福の科学の大川隆法総裁は、既に13年前に「人々が貧乏平等幻想を抱き始める世の中になり、大きな政府から何かをもらおうという感じになってきて、そういう社会を構想する人が増えてくる(※)」と社会主義の亡霊が蘇る危険性を指摘しています。
与野党ともに社会主義の傾向が強まる中で、「国から何をもらうか」ということばかり考えていると、そのツケは大増税と貧しさの平等などという形で、結局、私たち国民に返ってくることになります。
ですから、大切なのはやはり自助の精神です。この自助の精神を大切にし、自立してこそ、多くの人を救い繁栄することが可能となるのではないでしょうか。
※:大川隆法著『創造の法』幸福の科学出版