今年の夏は、例年に比べて猛暑日の数が多く、局地的な豪雨も増える傾向にあります。
これらは、地球温暖化や気候変動の影響とされ、その主因は人類が排出する温室効果ガスであるとされます。
確かに、CO2などには温室効果があり、ここ数十年で、そのCO2の濃度が上昇傾向にあるのは事実です。
ただ、気温上昇の結果として、海洋など自然界から放出されるCO2が増えているとする専門家もおり、人類の活動が温暖化の主因であると結論を出すには早すぎとの指摘もあります。
実際、地球温暖化による危機はシミュレーションの一つに過ぎず、あくまでも仮説の段階であるというのが事実です。
しかし、日本をはじ先進国の多くは、その仮説に基づいて脱炭素政策を強力に推し進めています。
その結果、電気料金の上昇、脱炭素化に対応できなかった工場と雇用の海外流出、太陽光パネルの中国依存、太陽光発電設備設置に伴う環境破壊など、様々な問題を引き起こしています。
ですから、脱炭素政策は一旦立ち止まって、冷静に再考しなければならないのではないでしょうか。
特に、温暖化により地球が滅亡するという極端な環境論者の主張には気を付けなければなりません。
そもそも、現在よりも平均気温がはるかに高かった白亜紀など恐竜時代は、地球が砂漠化するどころか、巨大な植物が繁茂し、動物も大型化し大繁栄していた事実があるからです。
温暖化に適応できれば人類はより反映する可能性があります。
むしろ、農業が困難になるなど寒冷化こそ恐れるべきではないでしょうか。