米CIAの長官は、プーチン大統領は全くもって健康との見方を示しました(※)。
つい2、3ヶ月前の報道では、プーチン大統領の健康不安説が取りざたされ、日本のマスコミもこぞって報道していました。
中には、前立腺がんの手術を行い数週間は執務を行えないなど、具体的な病状を伝える内容もありました。
今回のCIA長官の見方が正しいとすれば、これまでのマスコミの報道は間違っていたことになります。
穿った見方をすれば、プーチン大統領に不満を持つロシア国内の勢力に決起を促すため、ウクライナや欧米が健康不安のフェイクニュースを流し、そうあってほしいという世論の期待に応えるために多くマスコミが鵜呑みにしたとも考えられます。
ウクライナ問題では、各マスコミが一斉に伝えたにもかかわらず、現実とは違うニュースが他にも多数あります。
「キエフは数日で陥落する」、「ウクライナ軍の反攻でロシア軍は東部でも早期に瓦解する」なども然りです。
こうした報道がなされた時点では、受け取る私たちはそれが事実であるかのように思ってしまいがちです。
ですから、マスコミに正しさを伝える力が無いのであれば、マスコミ民主主義の限界を示すことになりかねませんし、受け取る私たちにも正しさを判断する価値基準を持つことが求められます。
そして、その価値基準として最も根本にあるのは、やはり神仏の心がどこにあるかを考えることではないでしょうか。
※:https://www.cnn.co.jp/world/35190786.html