新年あけましておめでとうございます。
みなさまのご多幸とご健康を心よりお祈り申し上げます。
今年2月に公開予定の映画「愛国女子─紅武士道」は、愛国心を考える上でたいへん参考になると思います。
そこで、2022年の注目のキーワードは「愛国心」だと思います。
愛国心とは、文字通り自分の国を愛する精神のことです。
自らが生まれ育った国、自らが属している国、郷土である国を愛することはある意味で当然です。
この愛国心という言葉は、太平洋戦争の敗戦の影響から我が国では偏狭な軍国主義と重ねられ、胸を張って主張することができない雰囲気が少なからずありました。
確かに、愛国心は時の為政者から忠誠心を醸成するために利用される面があったのも事実ですから、その点では気を付けなければなりません。
実際、現在の中国政府も愛国という言葉を多用して、統治の正当性を高めようとしています。
しかし、中国政府の言う愛国とは、「国を愛すること」ではなく、「中国共産党を愛すること」に他なりません。
本当の愛国とは、その国が守るに値する国であることを認識することから始まります。
日本は、一般に考えられている以上の悠久の歴史を持つ国であり、多くの人を育み、古来より世界に価値ある影響を与えてきたと言われています。
ですから、日本は守るに値する国であると言えます。
この日本は、憲法の前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」とあるものの、とても平和を愛する国とは思えない国が近隣に存在している状況です。
私たち国民が愛国心を持たなければ、いつ日本の平和が脅かされてもおかしくありません。
今こそ、本当の愛国心を考える必要があるのではないでしょうか。
映画「愛国女子─紅武士道」を是非ご覧いただきたいと思います。