岸田政権が発足しました。
岸田政権については今後の活躍に期待したいところですが、総裁選で岸田氏の発言からは、「再分配」や「格差是正」といったリベラルな言葉が多かったことが気がかりです。
もちろん、不公平な部分があれば改めるべきですが、再配分や格差是正が行き過ぎれば、マルクス主義が台頭することになります。
それは、貧しさの平等に向かって国全体が進むことを意味します。
自民党が保守であるというのであれば、岸田首相には、是非、マルクス主義と一線を画して「小さな政府」を目指して頂きたいものです。
まずは総選挙が試金石になると思いますが、経済的な苦境下ではカンフル剤的な財政出動も時には必要ではあるものの、それにも限度があります。
ゆめゆめ、選挙の票欲しさにバラマキを強化することなどあってはなりません。
同時に、中国への対応など、リーダー国家としての日本のあり方にも注目したいと思います。