9月
05

2021/09/05【新たな形態の戦争に屈してはならない】

新型コロナウィルスの起源について、バイデン大統領は、今年5月に3ヶ月以内に調査報告をまとめるよう情報機関に指示していましたが、結局は「確定できなかった」というのが結論となっています。

 当初は、「ウィルスが人工的に作り出されたということはあり得ない」ということだったので、その可能性を否定しなくなったという点では進歩したとも言えます。
 

しかし、人工説を残しつつも、「生物兵器で無い」と明確に否定している点には、違和感があります。

人工的に作り出されたのであれば、生物兵器として使える可能性があると考える方が自然であり、科学や医療の一環であったとのみ考えるのは、中国に対してお人よし過ぎるのではないでしょうか。
 

様々な状況証拠があるにもかかわらず、バイデン大統領が「あくまでも生物兵器で無い」との見解を押し通すのには、何か理由があるのでしょうか。

ウィルスが生物兵器であるならば、パンデミックに見舞われている世界は、既に中国から新たな形態の戦争を仕掛けられているということになります。

ですから、中国に対し今回のウィルスと同レベルで反撃できない米国は、火力を含めた全面戦争に発展することを恐れているのでしょうか。
 

このままでは、アメリカをはじめとした西側先進国が、中国によるコロナウィルスを用いた「新たな形態の戦争」に屈したことになります。

ウィルスの犠牲者は世界で4百万人を超え、最終的にどのくらいの数に上るか予測できないほど被害が甚大であるにもかかわらず、中国の責任を問わないことは世界正義に反すると考えます。