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2021/07/27【ロシアの競争相手、実は中国】

 ロシアは新型のステルス戦闘機「チェックメイト」を公開しました(※)。

 現代では、ステルス戦闘機は戦闘の優位性を左右する重要な要素の一つとされていますが、ロシアは既にステルス戦闘機「Su-57」の配備を開始しており、チェックメイトはロシアにとって2機種目のステルス戦闘機となります。
 

 チェックメイトは、Su-57に比べると簡素な機体となっており、いわゆる「ハイ・ロー・ミックス」のうち、「ロー」の部分を受け持ち、輸出も視野に入れていると見られます。

 ロシアの開発者は、チェックメイトを同じく輸出にも力を入れている米国のステルス戦闘機「F-35」の対抗と位置付けています。
 

 ちなみに、「ハイ・ロー・ミックス」とは軍事用語で、本当は高性能な武器を揃えたいのですが、予算が限られているために、高性能で高いものとそこそこの性能で安いものを混ぜてそれなりの戦力を限られた予算で造るという戦略です。

 しかし、現実にはチェックメイトがビジネスの上でF-35と競合する状況は多くなさそうです。

 なぜならば、米国の同盟国や友好国がロシア製の機体を導入することは考えにくいので、「F-35を売ってもらえない」もしくは「F-35が高価で買えない」という国家が導入を検討するものと考えられるからです。
 

 ただし、その場合、中国が開発しているとされる「J-31」もしくは「FC-31」と呼ばれるステルス戦闘機が、機能や価格の面で事実上の競合相手になると見られます。 

 兵器産業、とりわけ航空機は、ロシアにとって貴重な輸出産業ですが、中国の兵器産業が台頭する昨今、ロシアにとっての最大のライバルは、実は中国という状況なのです。
 

 地政学的にもロシアの潜在的な敵は中国ですから、こうした兵器市場の状況も踏まえて、日本としては、ロシアを中国と組ませない戦略を取ることが安全保障上、極めて重要です。
 

 ですから、26日にロシアの首相が日本の北方領土を訪問しましたが、日本としては感情的になってロシアを敵視することがないよう努めることが肝要です。

 ※:https://www.nhk.or.jp/news/html/20210725/k10013158241000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001


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