政府は、日本国内の全ての対象者に必要なワクチンを9月中に供給できるとの見通しを示しました。
しかし、世界を見渡せば発展途上国を中心に、医療関係者や高齢者の分のワクチンさえ確保できていない国が多数あります。
国連などが中心となって日本も参加するCOVAXなどワクチンの公平分配を行う枠組みを作っていますが、分配に必要な量が思うように集まらない現状があります。
一方で、中国はワクチン外交を進めています。
しかし、中国製のワクチンはほとんどの先進国で安全性が確認されていませんし、中国政府は必要な臨床データを開示していません。
中国政府には、世界的なワクチン不足の中で、自国製ワクチンを使って相手国を手なずけたい思惑があるのは明白です。
「画皮」という言葉があります。
画皮とは、妖怪や妖魔が人をたぶらかすために被る「美女の顔や手足の絵が描かれた皮」のことですが、翻って、自分の望みを叶えるために美しい外見を使って人を操る「自己中心的な男女」のことも指します。
中国によるワクチン外交のように、甘い言葉で相手国を誘惑する現実を目の当たりにすると、国家レベルの画皮を感じずにはいられません。
ワクチンを巡る騒動の根本には「死への恐怖」があります。
今、必要なのは恐怖を取り除き、人々の心に勇気や希望を与えることです。
『秘密の法』(幸福の科学出版)には、ウィルスの正体や感染のメカニズム、対処法が今までにない視点で明かされています。
恐怖心を振り払い、勇気や希望が湧く一助となるのではないでしょうか。