香港では、民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏ら47人が国家政権転覆罪で起訴されました。
他にも周庭(アグネス・チョウ)氏など若い民主活動家らが投獄されたり、帰国できない状態になったりしています。
また、日本でも不正や環境問題に関して政府に対して声を上げる国民は大勢いますが、仮に、政府を批判するだけで起訴されたり、投獄されたりする事態になったならば、いったいどれだけの人が政府への批判を続けることができるでしょうか。
その意味で、ジョシュア氏やアグネス氏らの自由や民主主義を求める意志の強さは、非凡なものがあります。
ですから、彼らを何としても助けたいという気持ちがふつふつと湧いてくるのは、自由・民主・信仰の価値観を持った国々の人ならば当然の感情ではないでしょうか。
香港のみならず、チベットやウイグル、南モンゴルなどでの弾圧の元凶は、中国共産党による一党独裁体制にあることは明らかです。
にもかかわらず、日本の政府やマスコミの一部では、現在の中国の体制を容認する雰囲気があります。
しかし、本当に中国共産党による一党独裁体制が続くことが、中国国民や世界にとって正しいことなのでしょうか。
トランプ前大統領は、中国共産党に的を絞った締め付けを明確に打ち出しました。
私たちも、香港の自由・民主・信仰のために何ができるかを、自らのこととして真剣に考えなければならない時に来ています。