新潟県と福島県で自衛隊と米海兵隊とで離島奪還などを想定した共同訓練が行われました。
これに対し左翼的な地元紙は、訓練反対派の声を紹介する形で批判的に報じています。
特に、今回の訓練に米軍の新型輸送機オスプレイが参加することから、今さらながら同機が欠陥機であるとの指摘を載せて、読者の不安を煽っているかのようでした。
更に、訓練期間中、参加した自衛隊員の一部にコロナウィルスの感染が発覚したことから、反対派は「訓練を即刻中止すべき」と語気を強めています。
こうした中、新潟群馬両県の県境を中心に大雪となり、高速道路上で長時間に渡り立ち往生する車が続出し、地元の警察や消防では対処できない事態となりました。
そこで新潟県は自衛隊に対し災害派遣を要請しました。
大雪という厳しい条件のもと、最後に頼れるのは自衛隊しかありません。
まさに「最後の砦」である自衛隊の方々には本当に頭が下がる思いです。
今回の自衛隊の災害派遣は、一般の人との接触も考えられるにもかかわらず、なぜか訓練に反対した人々からも派遣に反対する声が上がりません。
コロナ対応で「我々はドラえもんのポケットではない」との自衛隊員の声が紹介されましたが、今回の訓練に反対する勢力の主張に矛盾を感じずにはいられません。