香港では、中国共産党政権が国家安全法を盾に、なりふり構わない弾圧をはじめました。
8月10日には、民主派のリーダーの一1人、周庭(アグネス・チョウ)氏らが逮捕されました。
翌日には釈放されたものの、今後、起訴されるものと見られています。
逮捕の具体的な容疑は明かされていませんが、刑期は最長で終身とされます。
これに対し、日本の政治家は中国共産党に対する気骨ある対応を示せずにいます。
同じく、日本のリベラルを自称するマスコミも、中国共産党政権や香港政府への懸念や批判を示すものの、日本がどのような措置を取るべきか、ほとんど論じていません。
それもそのはずです、マスコミや与党野党問わず存在する左翼的な考えを持った人たちにとって、ソ連が崩壊した今、心の母国と言えるのが中国だからです。
香港の状況を見ていながら、中国に対して厳しい態度をとれないようでは、将来、日本から自由・民主・信仰が失われてもおかしくはありません。
ですから、日本がなすべきは、米国などと連携して中国共産党に対し厳しい姿勢を取ることですが、今の政治家や左翼マスコミに期待しても、無駄なのかもしれません。
ならば、私たちにもできることがあります。
それは、中国共産党に関するあらゆるものをボイコットする意思を示すことです。