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2020/07/27【中共による尖閣諸島侵攻の脅威が高まる】

 台湾周辺で中国軍の動きが活発化しています。

 外国の複数のメディアは、中国軍が台湾進攻の準備を進めていると指摘しています。

 実際、台湾軍は今月に入って高度の警戒態勢を敷いている模様です。
 

 もともと中国共産党(中共)にとって台湾統一は悲願ですが、ここにきて習近平政権が台湾進攻に踏み切る理由として、経済政策の失敗、新型コロナウィルスの感染拡大、中国南部での大洪水などから、国民の目を逸らし政権批判から逃れるためと考えられます。

 ただ、中共が自国民のガス抜き先を探しているとすれば、日本の尖閣諸島侵攻も可能性が高いと言えます。

 なぜならば、反日的な政策は、他の隣国への強硬姿勢に比べて中国国民の熱狂的な支持を得やすい上に、日本が強硬に反発する可能性は低く、中共にとってはリスクが低いからです。

 日本は主権国家として、「もし尖閣諸島が侵攻されたら徹底的に戦う」、「その時は中国との全ての経済関係を断つ覚悟だ」という強い意志を示さなければ、中国による侵略は現実化してしまいます。

 親中派が多いとされる現政権の気概が試されているのではないでしょうか。