コロナ禍の影響は国内の自動車業界をも直撃しています。
一部では5月の販売台数が予想より良かった会社もありますが、去年の同時期と比べれば、どの会社も軒並み大幅減となっています。
自動車産業はすそ野が広く、日本の基幹産業の一つですので、日本経済全体への影響が心配されます。
特に日産自動車は、近年低迷しており、カリスマ経営者だったゴーン氏が去った影響が大きいのではと噂されています。
日産自動車にはこうした噂を払しょくして、元気を取り戻して欲しいと思います。
ただ、コロナ禍の終息が見通せない中では、会社経営おいても乱気流の時代がしばらく続きそうです。
こうした中、日本経済全体を低迷させないためには、新たな傑出した経営者の出現が待ち望まれます。
ゴーン氏の手法や倫理観には賛否がありますが、少なくとも結果を残したことは確かです。
是非、日本の企業からも、厳しい状況を乗り越えてゴーン氏以上の結果を残す新たな経営者が出現して欲しいと願います。
その際、もちろん、高邁な精神や高い倫理観を持った人物が望まれます。
同時に社会全体が、こうした傑出した経営者に対して嫉妬するのではなく、むしろ祝福する気持ちが必要です。
そして、政治の役割として、様々な規制を無くして傑出した経営者の出現を後押しすべきではないでしょうか。