トランプ政権で大統領補佐官を解任されたボルトン氏が回顧録を出版し、大きな反響を呼んでいます。
この回顧録にはトランプ大統領に不利な内容が多数含まれていることから、次期大統領選への影響が懸念されます。
回顧録の内容の真偽はともかく、大統領補佐官時代はあれほどボルトン氏の政策を懐疑的に伝え批判してきたマスコミが、今度は手のひらを返して、回顧録の内容は「信憑性が高い」として、無批判に報道する姿には大きな違和感を覚えます。
普通に考えれば、ボルトン氏は意に反して解任された人物であり、トランプ大統領に対する復讐心があることは明白ですから、いくらボルトン氏がメモ魔だとしても、鵜呑みにすべきでないことは分かるはずです。
まさにこれが、「フェイクニュース」と揶揄される所以であり、米マスコミの闇と言われる部分かもしれません。