コロナウィルスの感染防止のため「3密」を避けるようにと叫ばれています。
当初は「3つの密が重ならないように」と言われていたものが、「1つの密でもアウト」と言われるまでになっています。
また、最近では「密」が1つ増えて「4密」も叫ばれるようになっています。
確かに、これらの対策は感染を防止する上で有効な場合もあるのでしょうが、感染終息が見通せず、かつ第2波、第3波が懸念される中で、3密を完全に避ける生活がいつまでも続けられるわけがありません。
「3密」という言葉は何となく語呂がいいので広まった感がありますが、感染を防止するために注意が必要なことは、必ずしも3密ではなく、シチュエーション毎に異なっていることが分かってきました。
ですから、実際は「3密」の回避に固執する必要はないのではないでしょうか。
さもなければ、都市での社会生活や経済活動が成り立たないばかりか、香港のように平和的なデモの取り締まりに利用されていることからも分かる通り、民主主義の崩壊にも繋がりかねません。