米国の民間企業スペースX社が開発した宇宙船が、国際宇宙ステーション(ISS)への有人宇宙飛行に成功しました。
最近では、いくつかの民間企業が宇宙開発に乗り出していますが、ISSへの民間企業による有人飛行はエポックメイキングな出来事と言えるでしょう。
今回は技術的な立証の意味合いが大きいものの、今後、宇宙ビジネスで利益を生み出すことができれば、民間企業の参入が増えるとともに、資金調達も容易になり、益々宇宙開発が加速するものと思われます。
日本でも、民間企業による宇宙開発が行われていますが、米国に比べるとまだまだ事業規模は小さいですから、日本でも次世代の基幹産業の一つとして成長させるために、一段の政府の後押しを期待したいと思います。
そして、人類がもっと宇宙に進出して、時がたてば、宇宙人との「宇宙貿易」といった時代が来るかもしれません。
コロナ禍にあって暗いニュースが続きますが、こうした希望の抱けるニュースが増えることを願いたいと思います。