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2020/05/22【中国の初動対応のまずさのツケを世界が払っている】

中国の習近平主席は、WHOの総会で、新型コロナウィルスの感染拡大について、「中国は透明性をもって情報を提供してきた」と述べました。
 

 しかし、言論の自由が認められていない中国が、いくら「透明性」を主張しても、そもそも検証のしようがないので、鵜呑みにすることは到底できません。
 

 世界では、中国で発生したこのウィルスによって500万人もの人に感染が広がろうとしていますが、適切な対応を行っていれば、感染拡大を食い止めることができることを、いくつもの国や地域の実例が示しています。
 

 つまり、中国で感染が発生した初期段階で、適切な措置が取られていれば、世界的な感染爆発は阻止できた可能性が高いことを示しています。
 

 まさに、米国が言うように、中国の初動のまずさのツケを世界が払わされていることになります。
 

 中国に言論の自由があって、政府の干渉を受けずに報道が行われていれば、中国政府の初動がここまで遅れることはなかったはずです。
 

 世界は、中国をいかに民主化するかということを真剣に考えなければなりません。