中国の新型肺炎の患者が1千人を超え、世界各地でも患者が見つかっています。
中国人旅行者が増え続けている日本国内でも不安が広がっています。
こうした状況下では、デマなど不安を煽る情報が拡散しやすいため、正しい情報に基づいて行動することが大切です。
ただ、中国当局が本当に正しい情報を提供しているのかという疑問が残ります。
事実、中国当局の発表に比して、海外で見つかる患者の数が多いと指摘する専門家もいます。
仮に、中国が政治的な理由で、真実の情報を統制しているのであれば大きな問題です。
23日にはWHOが今回の事案について緊急事態宣言の発表を見送りましたが、国連で影響力を拡大させている中国政府の意向が働いたのではといぶかしむ声があることも事実です。
海外での感染拡大防止には、WHOなどの国際機関との協力が不可欠です。
中国がユネスコの世界遺産登録などと同様に、自らに都合のいいように国連の機関をコントロールしていないのかということも、検証する必要があるのではないでしょうか。