日本共産党は、大国主義・覇権主義が強まっているとして、中国共産党を批判する内容を綱領に盛り込みました。
この中国批判はもっともなものですが、今更という気がします。
なぜならば、中国は近年の南シナ海での人工島造成だけではなく、1971年には尖閣諸島の領有権を主張し始めましたし、1949年にはウイグルに、1950年にはチベットに軍事侵攻しており、当初から覇権を目指していたことは明らかだからです。
また、日本共産党は、中国共産党を批判するのであれば、中国の対外的な問題だけではなく、ウイグルやチベットでの弾圧や香港問題など、中国国内の人権侵害についても批判すべきではないでしょうか。
また、これまで「中国批判を控えてきた」という点では、日本の他の既成政党も日本共産党と同様に感じます。
一方、幸福実現党は2009年の立党当初から中国共産党の不正義を批判してきました。
中国に対する正論を貫いているのは幸福実現党だけです。
是非、中国にはこうした批判に耳を傾けて、民主化が進むことを願ってやみません。