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2019/11/06【トランプ大統領の主張に正当性はある】

 トランプ大統領は、パリ協定からの離脱を国連に正式に通告し、批判にさらされています。
 

 確かに、二酸化炭素には温室効果があるということは事実ですし、近年の地球の平均気温や二酸化炭素濃度が上昇しているというデータはあります。

 しかし、二酸化炭素濃度の上昇は、人間の活動に伴うものだけなのか、それとも気温の上昇に伴って海洋などからの放出量が増えたのか、完全には解明されていないのも事実です。
 

 仮に、地球環境のダイナミックな営みの中で温暖化が進んでいるとすれば、パリ協定の内容だけでは対応できませんし、地球環境の周期からすれば、温暖化ではなくむしろ寒冷化が始まろうとしているという専門家もいます。

 もしも、地球温暖化というそもそもの前提が違っているのならば、トランプ大統領の言う通り、パリ協定は「金がかかり、一方的で、恐ろしい」ものに他なりません。