英国のEUからの離脱協議が難航しています。
日本では、「なぜEUから離脱したいのかよくわからない」といった声も多いようです。
実は、EUから離脱したほうが、経済政策の自由度が上がり、経済発展する可能性が高いのです。
英国にとっては、対EU貿易額では、輸入が輸出を上回っているので、現在は貿易赤字なのです。
そもそも、国の規模や文化も違う国同士が、単一の政策で経済を運営することには無理があります。
英国に進出した外国企業にとっては、離脱により一時的に混乱が生じる懸念はありますが、英国が二国間FTAや旧英連邦経済圏の復活に舵を切れば、英国経済は一層発展する可能性があるのです。
しかも、インドを含む英連邦の経済圏が復活すれば、中国による一帯一路構想に対抗する一大経済圏になるかもしれません。
まだまだ難航は予想されますが、ジョンソン首相の手腕に期待したいと思います。