政府は中東地域に護衛艦を増派し2隻体制とする方針です。
既に海賊対策としてソマリア沖に派遣している1隻に加え、防衛省設置法の調査・研究の規定に基づきホルムズ海峡より東側の海域に派遣し、米国の主導する有志連合には加わらないとのことです。
米国を立てつつ、イランを刺激しない苦肉の策と言えそうです。
ただ、こうした派遣方針で本当に自国の船舶を守れるのか、その実効性に疑問が残ります。
本来であれば、調査・研究ではなく、法律を作って海外でも自国の船舶をしっかりと守れる体制を整えるべきではないでしょうか。