安倍首相は、「今後10年くらいは消費税を上げる必要は無い」としています。
このことに関連して、安倍首相は国会答弁で、10年くらいというのはあくまでも個人的な考えであるとしながら、「私の任期以降について責任を持つことはできない」と述べました。
つまり、今後の政権次第では増税もあり得るということであり、「10年間増税しない」というのは空手形にすぎないということです。
しかし、既に政府周辺などからは、新たな消費増税が必要との声が上がっているようです。
ですから、野党も増税に反対している訳ですから、本当に増税しないというのであれば、今後10年間は消費増税やそれに類する増税を禁じる法律を作って、約束を果たすという気概を見せてもいいのではないでしょうか。
ただ、「増税しない」というだけでは不十分です。
消費減税とともに各種減税を行い、減税による経済の活性化で、財政健全化を目指すことこそが王道だと考えます。