10月1日は中華人民共和国の建国70周年の日とのことです。
この日から中国共産党による支配が始まったということになります。
それ以前の中国は、中国国民党が支配する「中華民国」という国でした。
中国共産党は、選挙を経て中国国民党から政権を代わったのではなく、「国共内戦」を経て中国国民党軍を台湾に追い出す形で政権を奪ったのです。
ですから、現在の民主主義の考え方からすれば、中華人民共和国はその出自において正当性があるのかどうか、はなはだ怪しいということを知っておかねばなりません。
加えて、過去に中華人民共和国が台湾を支配した事実は一度たりともありませんから、「台湾は中国の一部」とする考え方にも無理があることが分かります。
現在も、大陸側の14億人もの中国国民には政権を選択する制度が無いままです。
一日も早く、中国が民主化され、中国国民自らが政権を選択できる日が来ることを願ってやみませんし、そのために日本を含む国際社会はもっと力を尽くすべきと考えます。