2月
06

2014/02/07【フィリピンからの警告】

フィリピンのアキノ大統領が、中国をナチスになぞらえて批判しました(※)。 同時に中国への融和策の危険性も訴えました。 フィリピンでは、1990年代に在比米軍が撤退しましたが、その直後に、中国軍がフィリピン近海の南沙諸島の環礁に上陸して軍事施設を構築し、実効支配するに至りました。 現在も似たような状況ですが、当時のフィリピン空軍も海軍も中国軍に対抗し得るまともな装備がほとんどありませんでした。 その…

2月
06

2014/02/06【もし籾井会長が慰安婦問題で韓国の立場を支持していたら】

NHKは公共放送でありながら、左翼的な偏向報道が見られ、苦々しい思いをしていた人も多いと思います。 私は、NHKは国益の観点から報道すべきと思いますが、せめて本当の意味で公正中立な姿勢で報道してほしいと考えます。 その様な中でNHKの籾井会長が、慰安婦について「どこの国でもあった」「日韓基本条約で国際的に解決している」などと発言をしたことは、NHKも少しは変わるかもしれないと期待を抱かせるものです…

2月
05

2014/02/05【宗教には正邪がある】

オウム真理教の幹部だった平田信被告の裁判員裁判で、同じく元幹部の井上嘉浩死刑囚の証人尋問が行われました。 尋問では、地下鉄サリン事件での新たな動機を主張するなど、改めてオウムの凶悪性を示しています。 ただ、再びオウムに注目が集まる中で、「宗教=悪」というイメージを日本社会に与えてしまうことに危惧を覚えます。 事実として宗教には正邪があります。 オウムのような宗教を信じてしまうと悲惨な結果が訪れます…

2月
04

2014/02/04【中国軍兵器の能力向上について】

小野寺防衛相に続いて安倍首相が、米太平洋軍のロックリア司令官と面会し、日米同盟を強化することで一致しました(※)。 現実問題として日本は、核兵器を有する中国に対し、日米同盟がなければ有効な抑止力を持ち得ません。 日米同盟を睨んで、中国は米軍の中で特に海軍艦艇を東シナ海周辺に近づけない戦略を取っています。 中国は、世界では類を見ない対艦弾道ミサイルを開発しているとされていますし、これとは別に今年に入…

2月
03

2014/02/03【真実の歴史観の発信を】

歴史認識について中韓による日本批判がエスカレートしています。 先月開かれた国連安保理の公開討論で、中韓の代表が安倍首相の靖国神社参拝を非難しました。 安保理の場でのこうした日本非難は異例です。 また、韓国は同じく先月開かれたフランスでの漫画祭で、慰安婦についての韓国の主張を扱った漫画を大々的に展示しました。 政治的な意図を持たない漫画愛好者を対象に、韓国のプロパガンダを刷り込むような極めて悪質なや…

2月
01

2014/02/01【脱原発は貧乏神を招き寄せる】

都知事選の投票日が1週間後に迫ってきました。 脱原発を掲げ小泉元首相の応援を得た細川候補が本命と見られていましたが、報道では舛添候補の後塵を拝していると伝えられています。 しかし、繰り返して訴えますが、脱原発には日本を衰退させる思想が入っていることを認識しなければなりません。 現下で脱原発を行えば、電力料金の値上げ、電力安定供給への不安、安全保障への影響、加えて、私自身は温暖化に影響しているとは考…

2月
01

2014/01/31【人の死を考える上で霊的な知識は不可欠】

妊娠したまま脳死状態になった女性をめぐって、米国内で論争が起こっています。 脳死を宣告された状態で妊娠23週目となっていた女性について、家族は生命維持装置を外すよう求めていたものの、病院側は胎児の命を守るために装置を外すことを拒んでいましたが、その後、裁判所の判断に従い装置が外されました(※)。 この問題で、最初に考えておかなければならないことがあります。 それは、「脳死は人の死ではない」というこ…

1月
30

2014/01/30【ますます内向きの米国は頼りになるのだろうか】

毎年、年初に行われる米大統領の一般教書演説には世界中から注目が集まります。 今年は28日に、オバマ大統領が一般教書演説を行いましたが、その内容の多くが内政に関するものでした。 特に気になったのは、外交に関するもので、透明性を確保しないまま急速な軍事拡張を続ける中国や、北朝鮮の核の脅威についての言及が無かったことです。 この点について米共和党のルビオ上院議員は、「(オバマ大統領はアジア重視の)体裁を…

1月
29

2014/01/29【日本政府の「いわゆる大人の対応」は韓国政府には通用しない】

南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊が、同じPKOに参加している韓国軍の要請で小銃弾1万発を提供した件について、政府はその経緯をホームページで説明することを決めました(※)。 当時、韓国軍が活動しているエリアで事態が緊迫していることから、自衛隊は人道上の観点から例外的に銃弾の提供を決めたものの、その後、韓国政府から、「銃弾は不足していなかった」、「自衛隊にではなく国連に要…

1月
29

2014/01/28【他国が日本の教科書の内容にまで干渉すべきではない】

文科省は、中高の教科書についての学習指導要領の解説書で、尖閣諸島と竹島について「我が国固有の領土」と明記する改定を行ったと発表しました。 この発表は我が国として当然であり、むしろ、尖閣諸島と竹島についての中韓の不当な主張に同調するかのような日本の教科書が存在することに驚きを覚えます。 本来、中韓は、他国の教科書の内容について干渉できることではありません。 中韓の尖閣諸島と竹島についての主張は論拠に…