12月
08

2018/12/09【介護の現場こそ宗教心の大切さが必要】

 「改正出入国管理法」が成立し、外国人労働者の受け入れ拡大への道が開かれました。  人手不足の業界の中には歓迎の声がある一方で、様々な懸念が残る中で拙速に成立した感があるだけに、その運用に当たっては今後も議論を深めていく必要がありそうです。      人手不足が顕著な業界に介護分野がありますが、最近、認知症の方を抱えるご家族で、介護施設を利用している人に話を伺う機会がありました。  その方は、施設…

11月
27

2018/11/28【科学的探求と宗教的真理の融合が必要】

 中国の研究者がゲノム編集の技術を使って赤ん坊を誕生させたとして問題となっています。  人間のDNAを対象としたゲノム編集は、DNAのどの部分を操作すればどうなるかある程度分かってきましたが、副作用や長期的な将来への影響など未解明の部分が多いため、臨床応用すべきではないとされるからです。    つまり、ゲノム編集の現段階での臨床応用は生命倫理上問題があるということであり、「神の領域」に踏み込む行為…

11月
14

2018/11/14【大谷選手の活躍が示すもの】

 大リーグエンジェルスの大谷翔平選手が、2位に大差をつけて新人王に選ばれました。  既に日本球界で実績を積んだ選手が大リーグで新人王を取っても、何か日本球界が格下に見られているように感じる部分も正直ありますが、何はともあれ日本人としてうれしく思います。    大谷選手の二刀流は、日本での入団当初、プロ野球関係者の多くが反対していましたが、自らの意志を貫いた大谷選手が、結果でそうした意見を跳ね除けた…

11月
10

2018/11/11【世界のスタンダード】

 ある紀行ドキュメンタリー番組で、日本人のテレビスタッフが、ギリシャのタクシードライバーに話を聞く場面がありました。  ギリシャは経済的に苦しい状況が続いていますが、敬けんなギリシャ正教徒のそのタクシードライバーは、若くして不幸に遭う人もいれば大人になって不幸に遭う人もいるという旨のある種の“無常観”を語りました。  それに対し日本人スタッフは、「それでも神を信じるんですか」と問いただしていました…

10月
19

2018/10/20【表現の自由を守る精神とは】

 サウジアラビア政府に批判的な記者が、当局によって殺害された疑惑が世界中から注目されています。  サウジアラビアは、ムハンマド皇太子のもと近代化への改革が進んではいるものの、中東の多くの国と同様、西欧流の民主化とは相容れない統治体制が残っているのが実情です。  そうした中、同記者は、中東諸国に表現の自由が無いことを憂い、自由の必要性を訴え続けていました。  いくら政権批判しても身に危害が及ぶことの…

10月
12

2018/10/12【人類が求めてきた疑問への答え】

 地球上では残念ながら紛争が絶えません。  その紛争の中には宗教対立に起因するものも少なくありません。  特に、キリスト教とイスラム教徒と対立は深刻で、人類は根本的な解決の糸口をつかめないでいるようにも見えます。    しかし、その宗教対立を終わらせる可能性を持った考え方を説いている人物がいます。  それが、幸福の科学の大川隆法総裁です。    大川隆法総裁は、著書『信仰の法』(※)の中で、キリス…

10月
10

2018/10/10【奉仕や忠義の心】

 就任直後の文科相が、教育勅語は現代でも使える部分があるのではないかという旨の見解を示したところ、野党や左翼系マスコミから批判を浴び、その批判は今も続いています。    批判をしている野党や左翼系マスコミとしては、〝教育勅語は主権在民の考え方に反している上に、天皇のために死ねる人材を作るためのもの″との考えがあるようです。  しかし、「親孝行の勧め」などを説く教育勅語の内容が全く正しくないと言える…

10月
06

2018/10/07【公平なメディア報道とは】

 オピニオン誌『ザ・リバティ11月号』に「日本のメディアは宗教性悪説」という記事がありました(※)。  確かに、週刊誌などの中吊り広告で宗教に関する記事は、首をかしげたくなるような見出しが躍ります。    その一方で、日本には宗教団体が18万以上あるとされ、信者数を合計すると日本の人口を上回ると言われています。  これは、日本人は宗教に対する関心が高く、必ずしも「宗教=悪」とは考えていないというこ…

9月
24

2018/09/24【中国の司祭を法王庁が追認】

 対立していたバチカンのローマ法王庁と中国政府は、中国国内のカトリックの司教の任命について暫定的に合意したとのことです。  具体的には、中国政府が任命した司教を、ローマ法王庁が追認するということのようです。    これは、事実上、中国では共産党がローマ・カトリックを管理するということであり、ローマ法王庁が中国共産党に屈したと言えるものです。  ローマ法王庁としては、中国の巨大な人口を見据え、大局的…

9月
20

2018/09/20【霊的価値観から現代の諸問題を考える】

LGBTと呼ばれる性的マイノリティの人について、国会議員の主張が物議を醸しています。   極論として、LGBTがどんどん増えるようなことあれば、医学・生物学の進展を無くして人類の存続は無いのかもしれません。 しかし、そうした考えは行き過ぎであるとして、現にLGBTと言われる人がいる訳ですから、性の多様性は認められるべきだと考えます。   最近では、LGBTに対する理解が進み、LGBTとして前向きに…