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2017/06/30【香港から中国を民主化する】

 香港が中国に返還されてから7月1日で20年になるのに合わせて、習近平主席が初めて香港を訪れました。
「香港は中国のもの」ということを改めて内外に印象づける狙いがあるものと見られています。

 「一国二制度」を維持するとの約束のもとで返還された香港ですが、年々、北京政府による締め付けが強くなっており、香港の政治的自由は無くなりつつあります。

 香港では国会あたる立法会の議員に、独立志向の人や北京政府に批判的な人は事実上なれませんし、北京政府に批判的なデモは取り締まられます。
また、各学校で中国に都合のいい歴史を教えようとする試みが伝えられましたし、中国共産党に批判的な書物を扱う書店の関係者が拘束されたりしました。

 香港は、このまま中国共産党の意のままに染まってしまうのでしょうか。

 いや、そんなことはありません。
幸福の科学の大川隆法総裁は、2011年に香港で行った講演で、自由と繁栄の大切さを説き、香港の人々は中国の未来の方向性を指し示す“先生”であると述べられました。
 

 その大川総裁の講演から6年が経ちましたが、イギリスの統治時代を知らないような若い世代であってあっても、自由の大切さを知っている人が大勢います。
きっと、そうした若者の中から、中国を民主化に導く人物が現れてくるに違いありません。