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2016/11/27【キューバ革命にみる事実】

 キューバのフィデル・カストロ氏が死去したというニュースが世界を駆け巡りました。
カストロ氏は、キューバ革命を成し遂げた人物であり、現在の社会主義政権国家を樹立した立役者です。

 カストロ氏はカリスマ的人物であり、現在ではあまり悪く言う報道は少ないように思えます。
むしろ、90歳と言う高齢もあってか、好意的な報道も目立っていました。
特に、左翼系の考え方を待つ人々からは、長年の米国の経済制裁に抗して国を率いた偉大な人物として評価されています。

 しかし、実際は、革命を成し遂げ社会主義政権を樹立する過程で多くの粛清を行うと共に、宗教弾圧を行ったという事実があります。
 

 カストロ氏のもとでキューバでは平等な社会が実現し、豊かでなくとも多くの国民が満足しているということも聞きますが、実際は、貧しさの平等が広がり、世界で最も貧しい国の一つになっています。
また、キューバでは多くの自由も制限されています。

 功罪あるカストロ氏の評価は、今後、歴史の中で定まっていくと思われますが、典型的な独裁者と言える側面があったことを忘れてはなりません。