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2016/07/29【米二大政党初の女性候補】

 米民主党の党大会で、ヒラリー・クリントン氏が正式に大統領候補となることを受諾しました。
 

 これで米大統領選の本選は、共和党トランプ氏と民主党クリントン氏の争いとなることが決まりました。
過激な発言で異端視されるトランプ氏に対して、クリントン氏が無難な選択と見る向きもありますが、既存の政治の代表と見なされるクリントン氏は、私用メール問題によりイメージが更に悪化し、事前の調査では両者の支持率は拮抗しています。

 日本国内では、「トランプ大統領」を憂慮する声も聞かれますが、なんだかんだ言っても日本にとっては、やはり保守である共和党の大統領が望ましいと言えます。

 オバマ政権も、その前の民主党政権であったビル・クリントン政権も、中国の民主化を促すどころか、一党独裁国家中国の台頭を許してしまいました。
トランプ氏が大統領になれば、日本の対応如何によっては、中国よりも日本との関係を重視するでしょうが、クリントン氏が大統領になれば、日本の対応如何に関わらず、歴代の民主党政権と同様に中国との関係を重視することが予想されます。

 クリントン氏は、米二大政党初の正式な女性大統領候補として注目されていますが、日本の行く末を左右しかねない存在になるかもしれません。
米大統領選から目が離せません。

 翻って日本では、都知事選の真最中であり、21人もの候補者が立候補していますが、女性候補者は僅かに3名だけです。
その3名とは、七海ひろこ氏、小池ゆりこ氏、武井直子氏です。

 小池氏は有能な政治家だと思いますが、クリントン氏と同様に既存の政治の代表であるとも言え新しさがありません。

 一方、幸福実現党の七海氏は、候補者最年少の31歳であり、才能に恵まれていると同時に高い伸びしろがあります。
都知事としての七海氏の手腕に期待したいと思います。

【参考】:七海ひろこ公式ホームページhttp://nanami-hiroko.net/