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2016/07/18【沖縄の人々のルーツは何処か】

 中国の海洋進出の動きは、最近では南シナ海ばかりが注目されていますが、東シナ海でもその手を緩めていません。
尖閣諸島周辺には連日、中国の公船が接近しています。

  一方で、沖縄県の翁長知事は、中国の海洋進出を後押しするかのように、米海兵隊の沖縄からの撤退を視野に、普天間基地の新たな移設先と目される鹿児島県の馬毛島の視察を計画しています。

こうした中で、日本人のルーツを探るため、台湾から沖縄に人類が渡ってきたことを証明する実証的な試みが行われています。
これは、十分な道具が無かったとされる3万年前を想定して、草で作った舟で沖縄県の与那国島から西表島まで実際に航海してみるというものです。

この試み自体は科学的にも興味深いものですが、別の研究では、沖縄の人々のルーツは、台湾を経由する中国南方系というよりは、日本本土の人々のDNAに近いとの解析結果があります。

石垣島で見つかった数万年前の人骨からは、大陸の人々に近いというDNAの解析結果もありますから、現在の地理を前提とした考古学では、沖縄をはじめとした日本人のルーツを解き明かすことは難しいのかもしれません。

中国が、沖縄を自国のものだと主張する根底には、沖縄の人々のルーツが中国にあるとする考え方があるのかもしれませんが、ムー大陸などの古代文明の研究が進めば、こうした中国の考え方が的はずれであることが明らかになる日が来るかもしれません。