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2014/04/08【イージス艦の増強から見えること】

訪日した米国のヘーゲル国防長官は、小野寺防衛相と会談し、弾道ミサイル迎撃機能を備えた米海軍のイージス艦2隻を日本に追加配備し、計7隻体制とする計画を明らかにしました(※)。

日本の海上自衛隊も、イージス艦を6隻保有していますが、その内、弾道ミサイル迎撃機能を備えた艦は4隻であり、今後残りの2隻も弾道ミサイル迎撃機能を付与される計画ですし、更に2隻が建造される予定なので、計8隻体制となります。

日米のイージス艦の全てが常時任務についている訳ではありませんが、イージス艦が備える迎撃ミサイルSM3の命中率が100%ではない以上、こうした日米のイージス艦の増強は、北朝鮮の弾道ミサイルの脅威が高まる中で歓迎すべきものです。

ただし、米国にとっては、北朝鮮が米本土まで到達可能な弾道ミサイルを開発していることから、日本の防衛のためというよりも、米本土の防衛のためという意味合いの強い米イージス艦の増強ではないでしょうか。

その意味では、場合によっては海上自衛隊のイージス艦にも、米本土に向けられた弾道ミサイルの迎撃が期待されます。

従って、現在進められている、集団的自衛権の行使容認の問題も、早急に解決する必要があります。

※:4月6日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140406/plc14040610290006-n1.htm