小学校で使用される教科書の検定で、韓国が不法占拠する竹島と、中国が領有権を主張する尖閣諸島が、全ての社会科教科書で「日本の領土」と記述されました。
これに対し中韓両国は激しく反発していますが、下村文科相が言うように、自国の固有の領土について子供たちに正しく教えることは当然のことで、他国から抗議されるべきものではありません(※)。
一方、国内においても、一部の左翼系マスコミなどが、「政府の一方的な主張を押し付けるべきではない」とか、「中韓両国の主張も同じように記述することで、多面的に議論する力が養える」などと批判しています。
しかし、正当な根拠がない中韓の主張を、あたかも正当性があるかのように子供たちに教えることは、将来的に領土を失うことに繋がりかねません。
そもそも、他国の教科書の内容に意見することは、内政干渉そのものではないでしょうか。
もしも、それが許されるのであれば、尖閣諸島や竹島について中韓両国がどのように教えているか日本としても確認し、問題点を指摘すべきです。
日本の教科書には、まだまだ自虐史観を脱却できていないものがあります。
自国を愛し、自国に誇りを持てる人材を作り出せる教科書を目指すべきではないでしょうか。
※:4月4日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/life/news/140404/edc14040414250004-n1.htm