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2013/12/03【日本が宇宙開発で遅れないために】

中国が無人月探査機の打ち上げに成功しました(※1)。

この探査機は、月面に無人探査車を軟着陸させる計画とのことです。

また、先月にはインドが火星探査機の打ち上げに成功しています(※2)。

両国とも宇宙開発で、先行する米露を猛追していると言えそうです。

一方、日本はというと、「はやぶさ」の後継機の開発などが行われてはいるものの、宇宙開発の主眼はイプシロンに代表されるように如何に低コストで衛星を打ち上げて商業ベースに乗せるかということにおかれているようです。

低コスト化も難しい技術ではあると思いますが、有人飛行の計画や実績などを積み重ねている諸外国と比べると、日本が遅れを取っている感は否めません。

宇宙開発で培われた技術は様々な分野で応用が可能であり、それは軍事的な抑止力ともなり得ます。

日本は、航空宇宙分野を将来の日本の基幹産業の一つとするべく、もっと積極的に投資すべきではないでしょうか。

この分野でも日本の潜在能力が高いことはどれもが認めることです。

宇宙での探査や資源開発や移住などといった技術が未来を拓くカギになるかもしれません。

※1:12月2日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/world/news/131202/chn13120210440003-n1.htm

※2:11月5日付同http://sankei.jp.msn.com/science/news/131105/scn13110519040002-n1.ht