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2013/12/02【情報を峻別する目】

NHKが放送した日本の明治期以降の歴史を振り返る番組について、出演した台湾人らが名誉を傷つけられたとして訴えた件で、東京高裁はHNKに対し、台湾人女性1人に慰謝料を支払うよう命じる判決を言い渡しました(※)。

原告側は、NHKに「都合よく編集され、先住民族が侮辱された」としており、高裁判決では「深刻な人種差別的表現」があったと認めました。

NHKの番組はニュースソースとして有益な部分もありますが、自虐史観に基づく偏向報道が数多くみられると感じている人は多いのではないでしょうか。

私たちは、NHKに限らずマスコミが伝える報道内容は全て正しいと考えがちですが、実は、マスコミにはある意図に沿って民意を導く思惑が見受けられます。


マスコミ各社は、あくまでも中立的な立場で報道しているとしていますが、一般の方からすればどのマスコミがどの立ち位置にあるかがなかなか分かりません。

そこで、『ザ・リバティ1月号』が、マスコミの思想の違いを左翼的か保守的かで、分かり易く図示していますので、是非、参考にして頂きたいと思います。

最近では、軍事的なものが悪で非軍事的なものが善、米国的なものが悪で中国的なものが善、原発は悪で脱原発が善、といったような報道が目立ちます。

しかし、日本の繁栄や安全を深く考えた場合、真実はそう単純ではありません。私たちには情報を峻別する目が必要です。

※:11月28日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20131128/k10013424851000.html