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2012/11/29【民主党のマニフェストは“言い訳マニフェスト”】

11月27日、民主党が衆院選のマニフェストを発表しました。

このマニフェストの冒頭では、「前に進むのか、後ろに戻るのか。それが問われています。」とあり、政権奪還を目指す自民党を念頭に置いているようです。

しかし、前回の衆院選のマニフェストのような数値目標や工程表は、今回は無くなっており、この点においては、少なくとも後退しているのは民主党の方という印象です。

しかも、前回のマニフェストは、結果的にほとんど詐欺といった内容でしたが、今回のマニフェストは、その言い訳が多くを占めています。

特に、国防面においては、民主党政権の3年余りの間に、多くの外交的な危機を招いたにもかかわらず、十分な反省が見られません。

「現実的な外交防衛」を謳ってはいるものの、南西諸島の抑止力の要である普天間基地の移設問題については、ほとんど触れられていません。

しかも、動的防衛力、南西重視を打ち出してはいるものの、尖閣諸島の防衛については、「海上保安庁などの警戒監視、警備体制を拡充」としかありません。

そもそも、海上保安庁は、平時においては軍事力ではないのです。

中国政府は、海上権益拡大のために、あからさまに軍事力を強化していますが、民主党のマニフェストからは、日本国民の生命と財産を本当に守る気概があるのか疑わしく思われます。

その他、国民の関心が高い景気回復についても、内容が薄いと言わざるを得ません。

デフレ下での消費増税が、日本経済に与えるインパクトの大きさを、あえて無視しているように思われます。

これに対し、私たち幸福実現党の政権公約には、見るべき内容が多数あります。

それは、各党の今回の政権公約に、前回の幸福実現党の政権公約を拝借しているかのような内容が多数あることからも分かります。

その幸福実現党の主要政策(政権公約)発表の様子が、ニコニコ動画で放送されます(※)。

是非ご覧下さい。

※:12月1日(土)15:00~ http://live.nicovideo.jp/watch/lv116884986