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2011/07/09 【韓国、大陸棚境界に対する立場を年内にも国連に表明】

【韓国、大陸棚境界に対する立場を年内にも国連に表明】2011年7月3日 聯合ニュースより

韓日中の3カ国間で議論を呼んでいる東シナ海の大陸棚の境界について、韓国政府が公式の立場を盛り込んだ文書を年内に国連に提出する方針を固めた。

韓国政府当局者は3日、「国連大陸棚限界委員会に正式文書を提出するため関連資料の検討と作成を行っている」とし、作業が終わり次第、必要な手続きを経て正式に国連に情報を提出する予定だと明らかにした。

200カイリを超える海域に大陸棚の境界を画定しようとする国は大陸棚境界に関する情報を国連に提出しなければならないという国連海洋法条約に基づき、韓国政府は2009年5月、大陸棚限界委員会に予備的情報を提出した。

韓国政府が正式文書を提出する場合、中国と日本もそれぞれの立場を盛り込んだ正式文書を提出する可能性があるため、3カ国間の摩擦が表面化する可能性が高いとみられる。

引用、以上。

私たちは学校で「水深200mまでの浅い海を大陸棚と言う」と教わりましたが、ここで言う「大陸棚」とは、国際法上の「大陸棚」のことです。

「海洋法に関する国際連合条約」(国連海洋法条約)は「海の憲法」と呼ばれる国際的な取り決めです。

国連海洋法条約によれば「沿岸国の陸塊が海面下まで延びている部分」が「大陸棚」です。

陸塊が、領海基線から200海里まで延びていない場合には、200海里までの海底及びその下の部分が大陸棚として認められます。

陸塊が200海里を超えている場合には、地形・地質が陸塊からつながっていることが大陸棚限界委員会によって認められれば、大陸棚として設定することができます。

沿岸国は、大陸棚に存在する資源の探査・開発等に関し、主権的権利を行使することができるます。

大陸棚は海底資源が豊富であり、資源の確保を目指して、各国とも必死で「大陸棚」を延長しようとしています。

私達も、国連海洋法条約を研究しておく必要があります。

国連海洋法条約の中で大陸棚に関する第6部には、大陸棚の限界を200海里よりも外側に延長するための規定がありますが、この中で最も政治的に重要な条文は下記の第76条の8です。

「沿岸国は、領海の幅を測定するための基線から200海里を超える大陸棚の限界に関する情報を、衡平な地理的代表の原則に基づき附属書IIに定めるところにより設置される大陸棚の限界に関する委員会に提出する。」

条文には「衡平な地理的代表の原則」と言う言葉が見えます。

これは、まず自分たちの主張を大陸棚限界委員会に提出する前に、利害が衝突する周辺国とよく話し合いをしなさい、周辺国との外交問題を解決しなければ、審査のための小委員会を作らないと言っているのです。

韓国は、大陸棚の限界を延長したメキシコやアイスランドの例をよく研究していないと考えて間違いありません。

メキシコやアイスランドは、この「衡平な地理的代表の原則」を守るために周辺国との外交交渉を、海底における地形地質調査以上の綿密さで行っているからです。

韓国は潘基文国連事務総長が韓国を贔屓にすることに期待をかけているのかもしれませんが、限界を延長するために設立される小委員会は、当事国以外の出身の学者によって構成されているため、政治的な意図を入れることは難しいと言えます。

今回の韓国の行動は、行動の成功不成功はともかくとして、明らかに日本と中国の国益に関わる行動であり、波紋を呼ぶ行為です。

日本は「国連海洋法条約」と自国の国益に基づき、早急に態度を決するべきです。


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