10月
10

2018/10/10【奉仕や忠義の心】

 就任直後の文科相が、教育勅語は現代でも使える部分があるのではないかという旨の見解を示したところ、野党や左翼系マスコミから批判を浴び、その批判は今も続いています。
 

 批判をしている野党や左翼系マスコミとしては、〝教育勅語は主権在民の考え方に反している上に、天皇のために死ねる人材を作るためのもの″との考えがあるようです。

 しかし、「親孝行の勧め」などを説く教育勅語の内容が全く正しくないと言える訳ではないことは、誰しもが認めるところです。

 特に、教育勅語にある「公への奉仕の心や忠義の心」といったものは、今の日本人にとっても必要な精神態度です。

 もちろん、「忠義の心など時代遅れだ」という考えの人があれば、そうした考えを持つのも自由だと思いますが、だからと言って、公への奉仕の心や忠義の心といったものは、否定されるべきものではなく、むしろ日本人として大切な徳目であると考える人も多いのではないでしょうか。
 

 来年4月から学校教育で道徳が必須化された今だからこそ、批判のための批判をするのではなく、その内容をこそきちんと議論すべきと考えます。