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2018/05/12【魂の存在を認めると介護の質も変わってくる】

 現在、日本には障害者と言われる方々が8百万人以上おられます。

 日本の人口を1億2千万人とすると、百人当たり6~7人という計算になります。
 

 障害の程度は人によって様々であり、それぞれの方々が大変ご苦労をなさっています。

 そして、自分で意思表示ができない方、自分で食事や排せつができない方など、何らかの介助や介護を必要する方も大勢おられます。

 そうした方々を介助や介護する側の方々のご苦労もまた計り知れないほど大きいと思います。

 特に、ご家族であれば、お互いになかなか息つく暇もなく肉体的にも精神的にも負担が大きいと聞きます。
 

 ですから、障害のある方々が生活を営む上で、行政サービスを上手に活用することが必要ですし、行政も時代とニーズに合った福祉サービスを提供する必要があります。

 
 その上で、何らかの障害を持った方の介護を行うにあたって大切な考え方があります。

 それは、「障害を持っている方であっても魂は健全」と言う考え方です。
 

 介護は、愛ゆえに、義務感ゆえに行っているかもしれませんが、介護が長引くと心労が重なり心がくじけることがありまし、特に、唯物論的、唯脳論的な考えのもとでは、何のために介護しているのか分からなくなることがあると聞きます。

 しかし、多くの介護者が感じているように、意思表示ができない障害者であっても、感謝の思いや喜びといった感情が伝わってくるものです。

 それは、人間には肉体の他に魂や霊性などと呼ばれる部分があって、その部分は健全と言うことに他なりません。

 「障害を持っている方であっても魂は健全」と言う考え方のもとで介護を行うのと、そうでないのとでは、介護の質も大きく変わってきます。

 幸福実現党は、「障害を持っている方であっても魂は健全」と言う考え方に立脚して障害者政策を考えている唯一の政党です。

 本当に優しい福祉政策とは、魂や霊といった存在を認めた上で確立されるものではないでしょうか。

 【参考】:5月10日付幸福実現党ニュースhttps://info.hr-party.jp/2018/6271/