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2018/02/07【日本の安全保障を担う存在】

 佐賀県で陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターが墜落し、乗員の2名の隊員の方が亡くなりました。

 お亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈りすると共に、ご家族の方には心からお悔やみを申し上げます。
 

 
 同機は、民家に墜落炎上したものの、住民の方は逃げて命が助かったことは、不幸中の幸いかもしれません。

 今後、住民の方の心のケアなど、物心両面での支援が必要と考えます。
 

 
 在沖縄米軍機の不時着事故が相次ぐ中で、自衛隊も昨年来、人的被害の生じる航空機事故が相次いでおり、米軍・自衛隊の機材の運用体制に批判の声があがっています。
 

 今回の事故は、未だ原因が明らかになってはいませんが、整備ミス可能性が指摘されており、防ぐことができたのであれば、早急な対策が必要です。
 

 
 しかし、自衛隊や在日米軍の機材は、民間機とは異なる過酷な状況下で運用されていることも、理解する必要があるのではないでしょか。

 過酷な状況であるからこそ、一層の安全管理が必要とも言えますが、自衛隊は身を挺して日本の防衛の任に就いていることを忘れてはなりません。
 

 私たちの何気ない日常を送っている裏では、他にも国防の任に就いている方が大勢おられます。

 人里離れた離島や山間部でレーダー監視にあたっている隊員、家族に行き先をも告げず出港し、深い海の底で警戒監視を行っている潜水艦乗組員、24時間インターネット空間の監視にあたっているサイバー部隊の隊員、この他にも枚挙に暇がありません。
 

 こうした方々の貢献で日本の安全保障が成り立っていると言っても過言ではありませんし、その陰には、隊員を支えるご家族の存在があることも心に留めておきたいと思います。